ＷＩＴＨ ＹＯＵ プロジェクト（９） メールアートギャラリー＜コラージュ・コラボレーション＞

Keiichi Nakamura+Barry Edgar Pilcher


Keiichi Nakamura+Ben Saved


Keiichi Nakamura+Bern Porter


Keiichi Nakamura+Boog

タグ：With You ポストカード・コラボレーション メールアート Mail Art Keiichi Nakamura Bern Porter

コメント 4

すみません、鑑賞のポイントを教えてください。
インスピレーションで響くものっていう事になるのだとは思いますが、理解できないものも有り過ぎて…。それはそれでいいのですよね？？？
by chako (2009-09-12 07:21) 

chako様：コメントありがとうございます。鑑賞のポイント・・・どうなんでしょう、作品としての意味（コンセプト）や作家それぞれのイメージは当然あるのでしょうが、イメージの積み重ねを行ってゆく作業なので、意味は受け手がつけるしかありません。理解できないものも・・・理解できない、でいいのだと思います。それはそれで申し訳ないようにも思いますが。すみません。
by ナカムラ (2009-09-12 20:12) 

ここで紹介した４人の中のBern Porterさんですが、残念ながら一昨年に亡くなってしまいました。ポーターさんは戦前はマンハッタン計画に参画していた物理学者であり、その意味では原子爆弾の開発者の一人でした。そして広島・長崎の投下状況を知り、戦後は一転、物理学者をやめ、核廃止、反戦活動に参加します。また、詩人としての活動を始めたのです。フルクサスにも関係しました。メールアート・ネットワークにも参加、晩年はメインの活動がメールアートになっていたようです。今はその活動をバーン・ポーター財団が引き継いでいます。私が尊敬する方の一人です。

by ナカムラ (2009-09-13 12:27) 

chako様：鑑賞のポイントではありませんが、プロセスをお知らせしておこうと思い、コメント追加します。

ＷＩＴＨ　ＹＯＵプロジェクトはコラボレーション・アートです。ハガキサイズの作品を郵便を使って受け渡しをして制作するというプランでした。３００枚のハガキに私がまず何らかのイメージを作ります。もちろん完成させずに・・・・・おき、相手に送ります。受け取ったアーテイストは、私の作った中途の作品をまずは解釈し、そしてそれぞれの感覚やテーマの中で追加して描いたり、コラージュしたりします。私に送り返し、私がそれを受け取った段階で、作品は完成します。

そういう訳で、私の側では郵便を使ってコラボレーション・アートを作るというプロセスのみを立案したわけです。従い、３００通りのコンセプトが出てきてしまうので、全体を通じてのポイントは説明できるものがないということになってしまいます。すみません。一つひとつの作品に関していうと、アーティストやその出身国を含めて説明できるところもありますが。

by ナカムラ (2009-09-13 12:34)