コラージュ・コラボレーション(34) メールアートギャラリー<ポストカード・コラボレーション> [メールアート]

詩人のジョン・ソルトさんとのコラボレーションの後半です。

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chako

素敵なカード、ありがとうございます♬
アイコンの絵だったので、嬉しかったです。
5000niceも10000niceも踏みますね〜〜

今日は、キュウリとサボテンのニョッキッキがポイントですね。

by chako (2009-12-10 10:46) 

ナカムラ

chako様:コメントありがとうございました。今後とも宜しくお願いします。コメント拝見して思い出したのですが、ソルトさんとは9.11事件直前の8月に東京駅の中にあった「東京ステーションギャラリー」という美術館でお会いしました。その時、前衛写真家の山本カンスケさんの展覧会をやっていて、ソルトさんの企画だったんです。たしか日曜美術館のインタビューがあって、その撮影日にあわせて会ったと思います。その時、二人が話し合ったのは今後の重要なファクターに「水」があるということ。水をめぐる経済戦争や水をめぐるリアルな戦いが起こりかねないと話し合いました。水をテーマにしたコラボがやりたいね、となって前哨戦で作ったのが今回紹介している作品たちです。
サボテンやキュウリはソルトさんの中では何らかの水の象徴または比喩だったかもしれません。
by ナカムラ (2009-12-10 12:20) 

青の風画

素敵なカードありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
水をテーマですか。
まさにアクエリアスの時代ですね。
by 青の風画 (2009-12-10 12:43) 

ナカムラ

ジョン・ソルトさんですが、日本文学の造詣も深かった詩人ケネス・レクスロスに師事していました。そして、ハーバード大学大学院でドナルドキーンの日本文化研究室から博士論文を書くために日本に留学したのでした。ジョンさんによれば最初は白石かずこさんについて書きたいと思ったけれど、存命だと評価が変わってしまう可能性があるから、との指導教官の助言によって北園克衛にしたとの事。その博士論文『意味のタピストリー』はハーバード大学から英文で出版されています。
舞踏家・大野一雄を海外に紹介したのはソルトさんであり、アメリカでの公演はソルトさん企画でした。himoonoonという出版社をロスにもっており、詩集、CD、VIDEO、DVDなどを発売しています。「儚 十九夜物語」という三味線音楽の西松流家元・西松布咏さんの唄に詩人や映像作家などが映像をつけたDVDを私も共同プロデュースでハイムンヌーンから発売してもらっています。ロスの美術館で昨年、細江英公さんの写真展がありましたが、この企画もジョンさんでした。
 ちなみに兄のアンドリューさんはジョンレノンの伝記『IMAGINE』の著者で、ミュージック・ヴィデオの最初期の巨匠です。

by ナカムラ (2009-12-10 15:33) 

ナカムラ

青の風画様:コメントありがとうございます。水をテーマには、イメージは良いですが、水を商売にするアメリカの多国籍企業が利権をおさえに暗躍しているという厳しい話でした。同じ水でももっと美しい話題ならいいのですが・・・。何でも金額に置き換えられるのは・・・どうかと思ってしまいます。
by ナカムラ (2009-12-10 15:36) 

tacit_tacet

学生時代に北園克衛の母校の図書館でアルバイトしていたことがあります。書庫の奥底に眠っていた「白のアルバム」などの初版本を手にとって至福の時を過ごしたことを、懐かしく思い出しました。
by tacit_tacet (2009-12-10 23:05) 

ナカムラ

tacit_tacet様:コメントありがとうございます。実にうらやましいです。松坂ですか?「白のアルバム」かあ、いいなあ・・・・。うらやましいです。
by ナカムラ (2009-12-10 23:32) 

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