「あなたへ あなたと」――YOU project(4) [メールアート]
2月27日から3月24日渋谷の公園通りにおいてフラッグによる展示。ハガキをフラッグにプリントし屋外展示。上を見上げるとYOUプロジェクトのハガキが翻っていたのだった。
公園通りフラッグ(撮影:佐藤隆俊さん)
渋谷パルコ前のテント
3月10日11日の両日、つまり震災から丸一年を迎える日に渋谷パルコ前と東急ハンズの前にはったテントでファイルにいれたハガキを見てもらうという形での展示を行った。
6月3日、第5回江東区環境フェアにて展示。そしてYOUプロジェクトとして最後の展示となった福島現代美術ビエンナーレでの展示が8月11日から9月23日の日程で行われた。場所は須賀川市にある福島空港のビル内部。写真にあるような造作をつくり自立させ見てもらった。
福島現代美術ビエンナーレでの展示の様子
その後もハガキは届き、結局1833枚のハガキがホームページに記録された。最後のハガキはイタリアからのものだった。被災地での展示は実際のところ福島県での2回の展示にとどまった。しかし、1800枚という参加規模、ロングランでプロジェクトを継続できたことなどから多くの方に地震被災の事実を忘れないための一つのプロセスになったのではないかと考える。復興にはまだまだ時間が必要であろう。そして、われわれはけっして忘れてはいけないことを抱えてしまったのだ。
公園通りフラッグ(撮影:佐藤隆俊さん)
渋谷パルコ前のテント
3月10日11日の両日、つまり震災から丸一年を迎える日に渋谷パルコ前と東急ハンズの前にはったテントでファイルにいれたハガキを見てもらうという形での展示を行った。
6月3日、第5回江東区環境フェアにて展示。そしてYOUプロジェクトとして最後の展示となった福島現代美術ビエンナーレでの展示が8月11日から9月23日の日程で行われた。場所は須賀川市にある福島空港のビル内部。写真にあるような造作をつくり自立させ見てもらった。
福島現代美術ビエンナーレでの展示の様子
その後もハガキは届き、結局1833枚のハガキがホームページに記録された。最後のハガキはイタリアからのものだった。被災地での展示は実際のところ福島県での2回の展示にとどまった。しかし、1800枚という参加規模、ロングランでプロジェクトを継続できたことなどから多くの方に地震被災の事実を忘れないための一つのプロセスになったのではないかと考える。復興にはまだまだ時間が必要であろう。そして、われわれはけっして忘れてはいけないことを抱えてしまったのだ。
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